ことばあそびか、こころのさけびか
みずぐちもとゆきが綴る日常と非日常

きょうはねかせてください。

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みんなニュースを待っている。
どんなに小さいことでもいい。
その人のかけらに触れたいのだ。
その人の生きていることを知りたいのだ。

 

 

だのにどうして。
自分には人に話すだけのニュースがない。
自分には人に聞いてもらうだけの話術がない。

 

お前らは!まだ!若いんだから!

何か!ニュース!もってこいよ!!

―「すべての若き野郎どもへ」九龍ジョー『酔いながら考える』

 

 

ぼくは黙っていることが多い。
話をまとめる時間。考える時間。
なにを感じてたか振り返る時間。

 

そうこうしているうちに、相手が遠のく。

 

黙っている時間を共有できる人に
はじめてほんとうの話ができる。

 

そう。
ぼくの毎日はなんだか遅れて聞こえてくるよ。

  

小さいころ、先生がいった。
自分がされて嫌なことは人にしてはならないと。

 

だのにどうして、
自分がされて嫌なその質問を相手にぶつける。


最近なにかあった?


もっと器用な質問はないのか。

「そういえばあれって…」
相手の話をして覚えてできる高度な質問はないのか。

 

そもそもさ
求めているものはそんなことだろうか。

求めているものは、
もっとフランクで
もっとラフで、
もっとワクワクする、
そんなことなんじゃないのか。

 

 

ぼくの人生にドラマなんていらない。
毎日に必要なのは一杯の珈琲と一冊の本。
あと、3粒のレーズンチョコがあればいい。

そんな歌を誰かが歌っていたような気がする。

 

【参考文献】
・『酔いながら考える』(歩きながら考える別冊)

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