ことばあそびか、こころのさけびか
みずぐちもとゆきが綴る日常と非日常

池畑くんを訪ねて、ミシマ社の本屋さんに行ってきました。

「本屋に行こう!」といって、電車で30分も乗って出かける。
そんなことは街場に住んでいては、めったにないことかもしれません。
京都から近鉄電車で30分。城陽市久津川というところに
今日の目的地「ミシマ社の本屋さん」はあります。


久津川の駅を降りると道沿いにスーパーやパン屋さんが立ち並び、
なんだかのどか。思わず行きしなに菓子パンを買ってしまいました。
国道をわたって、住宅街に入ろうかというところに、ミシマ社の本屋さんが
ありました。「ちょっとでもお店だとわかるように、目立つように」と
池畑くんがつくったという看板が絶妙な感じ。普通のお家のように
見えるので、ちょっと入りづらいけど、入ってみます。


畳の部屋に本棚が並び、床の間と机の上は特集コーナーに
なっています。ミシマ社の本だけでなく、ミシマ社のメンバーが
選んだ本も取り扱っています。僕の大好きな西村佳哲さんの本や、
「Kalas」や「せとうちぐらし」などの地域出版も取り扱っていて、
にやにやしちゃいました。


もともとは2011年からミシマ社のオフィスとして機能していた場所。
読者の方とつながるきっかけをということで、一室を本屋さんとして
開放したのが始まりとのことです。京都でのオフィス機能は現在、
烏丸三条に移っているそうです。(自由が丘オフィスとの二拠点体制)
コーヒーを入れていただいたので、ちゃぶ台を囲んで、池畑くんと
おしゃべり。この感じはもはや普通の家。意味もなくほっこりしてしまいます。


訪れたお客さんの好みを聞きながら、おすすめの本を選ぶ池畑くん。
本屋さんではできない本の買い方。なかなか選書した人の思いは
伝わらない。最近は関連する本を並べて陳列する本屋も増えてきました。
でも選んだ人からその思いを聞いたり、自分のその時の気分や
関心に合わせて、本を教えてもらえるのは嬉しいですね。


「本屋さんの一番の役割は本との出会いだと思うんです」
ネットで本が簡単に買えるようになって、確かに「便利」にはなった
かもしれない。でもそうすると思わぬ本との出会いってなかなか
難しいなと感じました。ここはそれだけでなく、スタッフの方や
お客さん同士の交流もできる。本を通して、人のつながりもできる。
その関係が温かい空間だと思います。


最近は本業である出版の仕事が忙しく、本屋さんは不定期の営業とのこと。Twitterなどで情報を発信しているので、行きたいという時は、
予めチェックして行きましょう。あとは運ですね!


ちなみに年内は15日がラスト。
で、今年一番の本を、紀伊國屋書店梅田本店の百々さん(選書担当)が
選ぶという年中行事が行われるそうです。誰でも参加可能ということで、
今年一番の本を持って行きたいです。
イベント詳細はこちらから:http://www.mishimasha.com/fun2/blog/index.php?e=290


・ひとこと
一年前に「学生よる会議」のブックchという企画で初めてお会いした
以来だったのに、気さくに応じてもらえて嬉しかったです。
「取材」というつもりではなかったので、ちゃんとした内容には足りず、
写真もわずかです。ごめんなさい。、でも「こういう場所があるんだ」
ということをぜひみなさんに紹介したいと思い、書きました。

これがきっかけになって、新たな本や人との出会いにつながって
くれれば、とても嬉しいです。

ミシマ社:http://www.mishimasha.com/
Twitter ミシマ社の本屋さん:@mishimasha_joyo